『日本国憲法の基本原理』って?
憲法 : 国の政治のしくみの根本を定める法。そして、国の基礎となる法であり、最高法規です。
立憲主義の思想にもとづいて、政治権力の乱用を防ぎ、国民の権利や自由を守っています。
( 立憲主義 : 政府の権力を制限して国民の人権を保障する考え方 )
憲法の構成 : 『人権の保障』( 目的 ) と 『国の政治のしくみ』( 手段 )
日本国憲法 : 1946年11月3日 公布、 1947年5月3日 施行
三つの基本原理 : 国民主権、 平和主義、 基本的人権の尊重
天皇は、主権者から象徴に変わりました。( 日本国憲法 第1条に書かれています )
天皇の国事行為 : すべて内閣の助言と承認が必要ですが、内閣の決定にもとづく国会の召集、
内閣の使命にもとづく最高裁判所長官の任命など。
国民主権 : 国の政治の決定権は国民にあり、政治は国民の意思にもとづいて行われるという原理。
憲法改正の手続き : 日本国憲法96条をもとに、2007年に制定された国民投票法により具体的に定められています。