第002回 グローバル化
公民的分野 第002回 グローバル化
グローバル化を簡単に言ってみましょう。
世界の一体化。そして、国境を越えた経済のことでした。
交通が便利になったり、通信技術の発達や人、もの、お金、そして情報が
いろんな国を簡単に移動できるようになりました。
世界が一体化してきているのです。これを『グローバル化』というのです。
・国際競争
輸入品がよいか、国産品がよいか、それが問題だ。
そう、消費者は値段、品質などいろんなことを考えて買い物をしますよね。
そこで、『国際競争』が進むのです。
・国際分業
得意な分野の産業に国は力を注ぐのは普通の考え方です。
もちろん、その国にない、または、弱小の分野の産業の製品は輸入すればいい、
と国は考えます。つまり、ほかの国に生産してもらえばよいわけです。
この考え方が『国際分業』です。
何から何まで得意な産業をもっている国って、少ないですから。
『国際分業』が進むにつれ、各国の相互依存が高まっているのが現状です。
別な見方をすれば、国際関係もよくしておかないと、
色々な製品が手に入らないなんてことになっていしまいますよね。
・国際協力
グローバル化→生活を便利にしました。
でも、グローバル化は良い面ばかりではありません。
地球温暖化、新型インフルエンザ、黄砂、原発事故、大規模な災害など
さまざなな国が協力し合い、解決しないといけない問題がたくさんでてきたのです。
貧富の差が広がっていることにも目を向けないといけませんよね。
日本もその一役を担うべくがんばろうっと行動を起こさなければいけないのです。
腕を組んで、傍観ばかりしてられませんよね。
・多文化になって(文化の共存)
最近、日本にたくさんの外国人がすむようになりましたね。
島国『日本』にも『多文化社会』になりつつあります。
この多文化社会の大切なことってなんですか。
それぞれの文化のちがいを尊重し合って、ともに協力してくらしていくことです。
『グローバル化』が進むなか、世界でも小さな日本でも、
お互いのちがいを尊重してほしいと思います。
それでは、今回はこの辺でおしまいにしましょう。