第002回 地球のすがた
『地理』を一郎君と桜さんの二人と一緒に勉強していますか。
今回はその第002回目。 今日のテーマは『地球のすがた』です。
さて、どんなことを学ぶのでしょうか。
一郎:桜さん、元気でしたか。久しぶりですね。
桜 :元気です。一郎さんは、ちゃんと、勉強していたのかしたら。
一郎:してないけど…。だいじょうぶ、まだ、簡単だから。
桜 :そうかしら。
一郎:さて、今日は『地球のすがた』についてだよね。
桜 :そう、地球って丸いでしょう。もう、これでおしまい。
一郎:まだ、始まったばかりでしょう。なんで、終わっちゃうの。
桜 :じゃあ、地球って、丸くて青い。ところどころ、白いストライプがあって…。
一郎:それ、地球を宇宙から撮影した写真を見て、感じたことを言ってるんでしょう。
桜 :そうよ、だって、天文学者もそうするじゃない。望遠鏡であの遠い星をみて、
なんだ、かんだ、いうでしょう。
一郎:そりゃそうだけど、そんなにアバウトに話し合っても、
ここでは、もう少し、詳しく、細かく勉強しなきゃだめだよね。
桜 :ふーん。
一郎:ちょっと、セリフ、少ないんじゃない。
桜 :だって、本題に入らないと、読んでる人が勉強できないじゃない。
一郎:なに、真面目になってるの?
じゃあ、スイカを半分に切るように、地球を赤道で半分に切ってみて。
桜 :なに、馬鹿なこと言ってるのよ。そんなでっかい包丁がどこにあるのよ。
男子と話すのって、だから、いやなのよ。
地球の直径は約1万2千800キロよ!
どこにそんなでっかい包丁があるのかしら。
それに、そんなでっかい包丁が仮にあっても、
このか弱い女子が持てるわけないでしょ。
もうちょっと、考えてものを言ってよ。
一郎:なに、そんなにおこってるの。想像してくれたらいいだけじゃない。
ちょっと、想像してみて。
桜 :そうだったの?それだったら、そうって言ってくれたらよかったのに。
一郎:なんで、そんなに簡単に素直になれるの?
桜 :紙面の都合があるからに決まってるじゃない。
一郎:そうすると、下の半分をちょっと見て!
桜 :海洋しかないじゃない。
一郎:じゃぁ、上の半分を見て!
桜 :大陸しかないわ。ちょっと、ちっちゃな日本もあるわね。
一郎:地球の面積を10としたら、海洋の面積は7で大陸の面積は3。
だから、水の惑星って、地球は言われてるんだよ。
むかーし、猿の惑星っていう映画があったけど…。
コーネリアスが可愛かったなぁ。
桜 :あんた、何歳なのよ。
ところで、海洋には、3つあるわよね。大西洋、太平洋、インド洋。
それにちっちゃな日本海、東シナ海、地中海などなど。
大陸は、6つあるでしょう。ユーラシア大陸、オーストラリア大陸、
北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、アフリカ大陸、南極大陸。
このうち、南極大陸には、国がないのよ。知ってた?
一郎:ちょっと、ぼくの出る幕がないじゃない。なんで、そんなに知ってるの?
桜 :そりゃー、勉強してるもん。
一郎:じゃ、三大洋で一番広い大洋は?
桜 :太平洋よ。
一郎:赤道をまたいでいる大陸は?
桜 :アフリカ大陸、それに、南アメリカ大陸。
一郎:赤道の北側にある大陸は?
桜 :ユーラシア大陸、それに、北アメリカ大陸。
一郎:赤道の南側にある大陸は?
桜 :オーストラリア大陸、それに、南極大陸。
一郎:太平洋は、太く、平なうみー。
桜 :大西洋は、おおにし ひろし 君。
こうしたら、絶対、点をつけるつけないで迷わないわ。
一郎:それから、ユーラシア大陸は、『ヨーロッパ + アジア』で、『ユーラシア』
なんだって。
桜 :というわけで、今回はこの辺でおしまいにしましょうね。
一郎:みんな、地球儀を片手に、復習してね。
桜 :地球儀がない人は、『Google Earth』がいいかも。検索してみてね!
一郎:なんといっても、タダですから。フリーはいいなぁ。商売だけどね。
最初がタダなだけ。
桜 :もう、いいから。いつになったら、終われるのよ。
それじゃ、今回はこの辺でおしまいにしましょう。
一郎:ところで、次回は何について話すの?
桜 :次回は、『第003回 地球儀と世界地図の長所、短所』よ。
一郎:地球儀と世界地図って形が違うから。何がどう、違うのかな。
映画みたいに『3D』で、勉強したいけど。3Dphoneもそろそろ出そうだし。
桜 :いやよ、そんなの、変な格好で電話にでられないじゃない。女子は身だしなみが
大切なんだから。
髪の毛、ぼさぼさで、『もしもし…』なんて、かわいい声だせないじゃない。
絶対、そんな電話、いらないわ!
一郎:もう、いいから、それでは、みなさん、次回まで、さようなら。
桜 :それでは、みなさん、まったね!
(つづく)