第006回 中国の文明について
歴史的分野 第006回 中国の文明について
0000~0000年の出来事です。:いつのことか調べてくださいね。
ポイント:中国の文明について覚えましょう。
その1 中国文明の発生
今回は、4つ目の文明、中国文明について説明していきましょう。
紀元前16世紀。黄河流域に殷という国ができていました。
このころには、青銅器、甲骨文字がつくられていたのです。
この殷は、周により紀元前11世紀にほろぼされましたが、
この周も支配力が続かず、春秋・戦国時代を中国では、迎えたのです。
この春秋・戦国時代は、紀元前8世紀から紀元前3世紀ごろのことでした。
この時代、さまざまな国が国力を高めようとしたので、
鉄製の兵器や農具も広まり、農業や商業の発達にもつながっていました。
紀元前6世紀には、孔子が説いた儒学(儒教)も広まりました。
その2 統一帝国の成立
紀元前3世紀、秦の王が『皇帝』を名乗り、中国を統一する帝国をつくりあげました。
そう、あの『始皇帝』です。
秦は、万里の長城を築きましたが、政治が厳しすぎると批判が多く、
反乱が国内で広がり、結局、わずか15年という短い期間しか、
統一することができませんでした。
さて、ここで、問題です。万里の長城は、なぜ、建設されたのでしょうか。
観光目的だったのでしょうか。それは、今のことですよね。
では、なぜ、建設されたのでしょう。
それは、北方の遊牧民の侵入を防ぎたかったからなのです。
そのために、万里の長城は築かれたのです。
なんて、ながーいおはなしなんでしょう ^~^
壮大な計画だったことには、まちがいないですよね。
さて、秦がほろびたあと中国を統一したのは…そう、ほかでもない漢。
紀元前2世紀の武帝のとき、朝鮮半島に楽浪郡を設け、
中央アジアも支配下に入れ、大帝国を築き上げたのです。
この大帝国を横断する道…シルクロード(絹の道)
中国からは、絹織物を西方に、
西方からは、馬、ブドウ、仏教(インドから)がもたらされました。
漢の時代…
国の教えとなった、紀元前6世紀ごろに孔子によって説かれた儒学。
そして、紙が発明されたのです。
いまでいえば、、、情報機器における記憶装置ですね。
紀元前後、パレスチナ地方では、イエス・キリストが生まれたころ、
朝鮮半島北部からその北部にかけて、
高句麗という国がうぶ声をあげていたのです。
その3 まとめ
前回、世界の4つの文明について、説明しました。
・エジプト文明
・メソポタミア文明
・インダス文明
・中国文明
特徴、そして、年代、発明された文字など覚えておきましょう。
今回は、中国文明について説明しました。
孔子の教え、重要ですよ。覚えておきましょう。
いつ頃、説かれましたか。
そして、どの国のとき、国の教えとして、広まったでしょうか。
いろいろな文明についてまとめておきましょう。
それでは、今日はこの辺でおしまいにしましょう。