6月15日付の韓国紙・朝鮮日報が、北朝鮮が化学兵器の生産に必要な真空乾燥炉を
シリアに輸出していたと伝えました。
真空乾燥炉は、液体状態の化学物質を粉末にするのに使われる設備で、化学兵器の生産に
欠かせないものです。
北朝鮮は1990年代半ばから、シリアに化学兵器の技術者を派遣し、
製造法などの技術移転を行っていました。最近でも、シリアの化学兵器の生産設備に
対するアフターサービスを提供していると外交筋では伝えています。
つまり、複雑なそして軍事的な関係が外交以外にあるということです。
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