南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領の訃報が、世界を駆け巡りました。
12月6日、「黒人と白人の憎しみを断ち切り、許し合いを選んだ人だった」と日本国内の関係者は語りました。
「アパルトヘイト(人種隔離)撤廃だけでなく、世界的にも全ての差別がない平和な社会に向けて行動し、前進させたのです。
亡くなっても大きな存在で、人々の心に生き続ける」マンデラ元大統領。
「互いに傷ついた黒人と白人の憎しみの連鎖を時間をかけて断ち切りました。
本当の意味で人間的なリーダーだった」人、マンデラ元大統領。
マンデラ元大統領は、白人を含めた全人種の融和を訴え、新しい国造りを始めた人だといいます。
約27年間の投獄中も人々が希望を託し続け、獄中から漏れ伝わるメッセージが、世界の偏見を少しずつ変えていったのです。
マンデラ元大統領が作った南アフリカ憲法は、人種差別禁止だけでなく、世界で初めて性的少数者の権利も認める画期的な内容でした。
「平和や平等を求める人にとって、これからも希望の存在であり続ける人、それがマンデラ大統領」なのです。
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