今日の一言:2016年12月20日(火曜日)
年末...
また、年末が近づいている。
物事は区切りがないといけない。
でも、時間には、区切りがない。
いつも、一定のリズムで流れている。
時間が流れている。
その流れている時間を見ることはだれもできない。
だから、難しい。
そこであるのが、「年末年始」
兎角、「忙しい」の意味で使われがちなこの「年末年始」。
一年の区切りとして、考えてほしい。
一年にあったことを「年末」に振り返り、
これからの一年を「年始」に計画してほしい。
後ろを振り返り、前をみる...
大切なことである。
この手法をフィードバックといってもよいだろう。
人生によくないことは、「やりっぱなし」。
去年よりも今年。
今年よりも来年。
いつも改善できるように、過去を振り返ってほしい。
過去を振り返るとき...
くよくよする人がいるが、それは間違いである。
過去の歴史を変えることはできない。
でも、歴史を学ぶ上で大切なことは、過去の歴史を学ぶことにより、
これからの歴史を作ること。
だから、歴史を学ぶのである。
変えられない過去の歴史はつまらないと思う人が多い。
それは、違うのである。
どの学問も、実は、未来のために過去のことを学んでいるのである。
そうやって考えると、
「年末年始」という一念の区切りの時期は
「忙しい」「大掃除」...というより
「来年」のためにあるとても大切なひと時なのである。
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