Takeshin44 News:大惨事から30年

2015年08月08日 09:19
丸田まりです。
 
ニュースをお伝えします。
 
2015年8月ここのかは、父の日。
 
その父の一人、かわぐち博次さんをご紹介します。
 
彼は、今から30年前の
 
1985年8月12日、羽田を出発し、
 
大阪に向かっていました。
 
日本航空123便です。
 
じつは、この飛行機、午後6時56分ごろ、
 
群馬県上野村のおすたかの尾根に墜落しました。
 
あの有名な『日航ジャンボ機墜落事故』の犠牲者の一人、
 
それが『かわぐち博次さん』です。
 
この事故で亡くなったかたは、
 
乗員、乗客を合わせ520人。
 
よにんが重軽傷を負いました。
 
ところで、この事故の原因は、1978年に同機が
 
しりもち事故を起こし、その修理をミスしていたことが原因でした。
 
機体が尾部が吹き飛んで操縦不能となり、墜落しました。
 
修理のミスとわいえ、ボーイングと日航、運輸省の計20人が書類送検されましたが、
 
過失を特定できないという理由から不起訴処分です。
 
いずれにせよ、単独機の事故による死者数は現在においても世界最多です。
 
回収された機体の一部や見つかった遺書は、
 
羽田空港近くの日航安全啓発センターで展示されています。
 
それでは、彼の遺書を聞いてください。
 
『マリコ
 
つよし
 
ちよ子
 
どうか仲良く
 
がんばって
 
ママをたすけて下さい
 
パパは本当に残念だ
 
きっと助かるまい
 
原因は分らない
 
今5分たった
 
もう飛行機には乗りたくない
 
どうか神様たすけて下さい
 
きのうみんなと食事したのは最ごとは
 
何か機内で爆発したような形でけむりが出て降下しだした
 
どこえどうなるのか
 
つよし、しっかりたのんだぞ
 
ママ
 
こんな事になるとは残念だ
 
さようなら
 
子供達の事をよろしくたのむ
 
今6時半だ
 
飛行機はまわりながら急速に降下中だ
 
本当に今迄は幸せな人生だったと感謝している…』
 
大惨事から30年。
 
いまもなお、あのニュースを思い出します。
 
大切な父の日に
 
父のことを思い出すことが、最大のプレゼントなのかも知れません。
 
以上、たけしん44ニュースでした。

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