なんでもコピーできるようになりました。
コピーは平面だけでしたが、
立体的にもコピーができるようになりました。
以前は録音、録画をすれば、音質や画質が落ちました。
いまは、落ちることはありません。
だから、Copyrightがうるさく言われるのです。
しかも、写真を撮ることが本当にいいことかどうかも
わからなくなってきた時代に突入してきました。
なんでもデジタル化されている昨今、
写真を撮られたら、まず、考えよう、肖像権!。
知らない間にネットにアップなんてことにもなりかねませんから。
アップした本人は、何の気なしにアップしていると思います。
でも、そこには、たくさんの目があるので、話が複雑なのです。
思い出を共有したい…
それは、ごく限られたグループなら何もとがめられません。
でも、全世界、不特定多数の人と思い出を共有して良いのかどうか…
それが、問題になるわけです。
しかも、もし利害関係も絡んできたら…
問題は、増々、複雑なのです。
誰が信用できて、誰が信用できないなんて分かりませんから。
最近の人間関係も複雑になってきました。
それも『情報化』のおかげでしょうか。
賛成、反対を唱えるまえに、情報化が抱える問題は、
複雑だということを理解することが先だと思うのです。
記念に写真…を一枚が、全世界に行き渡る世の中ですから。
昔は、有名になりたい、
新聞に名前がのりたいと言っていたものです。
いまは、いつ、自分の写真がどっかで見られているか
心配しないといけない世の中になりました。
つくづく、おもしろいことだと思うのは、私だけでしょうか。