今日の一言:2016年3月5日(土曜日)
2016年03月05日 09:59
今日の一言:2016年3月5日(土曜日)
卒業式…
もうじき、卒業式。
少ない練習で本番を迎える。
でも、この卒業式はゴール地点。
そして、スタート地点。
そんな風にたとえられるのが一般的。
たしかにその通り。
この間、家庭科の授業があった。
『感謝の気持ち』を伝える工ふうについて考える…
わたしは、卒業式といえば、ゴールというより、
学校生活最後の締めくくり、
そして、感謝の気持ちを伝える大きな式、それが、卒業式だとわたしは、いつも思っている。
昔、歌った『仰げば尊し』。
歌詞が難解、ということで歌われなくなってしまった。
さびしいの一言しか言えない。
ここで、『仰げば尊し』の歌詞の意味を見てみよう。
一番
仰げば尊し 我が師の恩
*見上げ見るほど尊きは 私の師への恩
教えの庭にも はや幾年
*この学びやにきて もう幾年もたった
思えばいと疾し この年月
*思い起こせばとても早くかんじた この年月よ
今こそ別れめ いざさらば
*今、お別れ申し さようなら
ニ番
互いに睦し 日頃の恩
*互いに仲の良かった(友の) 日ごろの恩
別るる後にも やよ忘るな
*別れたあとも わすれてはいけない
身を立て名をあげ やよ励めよ
*身をたて、名をあげ なおもそれに励め
今こそ別れめ いざさらば
*今、お別れ申し さようなら
三番
朝夕馴れにし 学びの窓
*朝、夕ともにし慣れ親しんだ 校舎(体育館や学校に関連するものすべて)
蛍のともしび 積む白雪
*蛍のともしび(小さな光が) 積む白雪(白雪のように積もってゆく)
忘るる間ぞなき ゆく年月
*忘れることなどないだろう 過ぎし日々
今こそ別れめ いざさらば
*今、お別れ申し さようなら
感謝の気持ちとともに、別れをしのぶ歌…
それが、『仰げば尊し』でした。
この機会にちょっと、口ずさんでみては?
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