教える…

2015年11月22日 14:41
ことほど難しい。
もどかしい。
親として
教師として
上司として
すべてにおいて
教えることは
体力が必要だ。
忍耐力が必要だ。
 
私は、このかた、教えるということを意識したことがない。
なぜなら、教えられるほどの知識も技量もないからだ。
 
昔から
子は親の背中を見て育つという。
 
わたしは、そんな父親になりたいと思う。
よき父は口下手か寡黙で不器用で
仕事をするだけだと思う。
 
わたしは、あえて教えるということをしてきたのだろうか。
生きるのに精いっぱいだったように思う。
教える余裕があったのだろうか。
 
勉強ができないと…
親は嘆く。
 
でも、親が嘆くだけだが
当の本人、一番、焦ってるはずだ。
だって、主役だからだ。
 
そんな焦っている子どもに、勉強をしろと
言ったってはじまらない。
 
それより、
勉強の大切さを教えてあげることだ。
 
勉強とは、『分からないことを理解すること』
 
自分から進んでする勉強の内容は一生、忘れない。
言われていやいややった勉強の内容は、すぐ、忘れてしまう。
 
その証拠にくだらないコマーシャルを全部真似したり、
はやりの曲を全部歌ったり…
どうでもいい映画のセリフを全部、こと細かにフリまでつけて、言ってみたり。
 
記憶力の差ではない。
興味の差である。
 
どれだけ、勉強を興味を持ってやっているか。
それが勝負なのである。
 
受験勉強など意味がない。
テスト勉強もおんなじだ。
 
ノー勉で結構とれたと喜ぶ生徒。
そんな生徒をみていると
なんで、普段から勉強しておかないのだろうかと、不思議に思う。
これから『テスト週間』です。
なんて、言葉より、
『テスト習慣』を呼びかけほうがいいと思う。
 
『人を教え、育てること』、それが『教育』
 
二児の父親になってそう思った。
思っただけで、実践は…
難しい。

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